GM:さて、準備は良いかな?
GM:今回のキャンペーンの参加者は朔耶、十六夜、寿星、乾月、鳴神だ。各人、準備は良いね?
GM:朔耶の探偵事務所には今、朔耶と十六夜、乾月が居る。十六夜が新聞を読んでいる状況。
GM:そんな中、身なりを整えた一人の中年男性が訪ねてくる。
GM:因みに、君達が今居るのは大正時代の京都だよ。
GM:この人は某私鉄の営業部長を名乗ってる。名前は寺田。朔耶に或る事件について調査して欲しいそうだ。
GM(寺田営業部長):
「今から3か月前、東京を発った急行列車<火の鳥>が、突然消息を絶ちました。
原因は全く分かりません。警察による捜査も進んでおらず、現在では調査が殆ど行われていません。
実のところ、大惨事が起きたのを会社が隠しているのではと疑われているのです。
我が社は、遺族に損害請求された事もあって危機的状態にあります。
ところが最近になって、待避線で擦れ違いを待つ<火の鳥>を見たという運転士が現れました。
しかし同時に、今度は列車は消えないものの乗客が列車の中で失踪する事件まで起きてるんですよ。
勿論、此方も調査中ですが…やはり原因が全く分からないんです。
ハッキリ申しまして、我々の調査は限界です。
そこで、特異な事象を調査されているあなた方にお願いしたいのです…。
我が社は決して会社ぐるみで<火の鳥>を消失した訳ではありません。
我が社に非が無い事を、何とか証明して頂きたい」
GM:と、依頼人は一気にまくしたてた。 |